会社辞めてニートになりました。〜2021年振り返り〜

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2021年もあと少しで終わり、ということで今年の振り返りの記事となります。

年末年始の暇を持て余した際に、読んでいただけますと嬉しいです。

お品書きはこちら。

  1. 会社を辞めてニートになりました
  2. モバイルアプリを5つ開発しました
  3. 記事をたくさん書きました

目次で飛べるようになっていますので、興味がある部分だけ読んでもらえると嬉しいです。

会社を辞めてニートになりました

生活面の振り返りです。
アプリ制作とかプログラミングにしか興味ないよ、という方は次のセクションまで飛ばしてください。

生ける屍(しかばね)

今年の前半は、死んだように生きる、生ける屍のような生活でした。

2020年の11月ごろから病気を患って、会社を休職。
コロナウイルスの流行も重なり、
やったことといえば、寝ているか、気晴らしにゲームをするかのどちらか。

今振り返っても、本当になにも生産的なことはしていませんでした。
ただただ時間を潰す方法を考えて過ごしていましたね。

そんな中ハマったゲームがApex Legendsというゲームでした。
好きなVTuberが楽しそうに遊んでいるのを見て、
無料だしやってみるか、となったんですよね。

これが生ける屍から脱するきっかけになろうとは、この時は夢にも思いませんでした。

メモ魔、アプリを作ることを決意する

未来に不安を抱えて過ごしていた日々。
将来を考えなくて済むよう、Apex Legendsをひたすら遊んでいました。

やっていると、やっぱり上手くなりたくなるんですよね。
上達の近道を検索してみると、
『1試合ごとに反省を記録すること』
がヒットしました。
元々メモが好きな人間だったので、早速ノートPCのExcelに反省メモの記録を始めました。

最初は楽しんでやっていたんですが、これ、面倒臭いんです。
ゲームして、ノートPC持ってきてメモして、またゲームして、を繰り返すわけです。
ノートPCが結構大きいので、毎回メモをするのが苦痛でした。

「せめて、スマホで手元でできたらいいのに。」

AppStoreを覗いてみても、ちょうどいいアプリはありません。
諦めかけた時、ふと閃きました。

「無いなら作ればいいんじゃね?」

モバイルアプリの個人開発者がいるから、
一人で作ることは不可能じゃない。
今の自分には、時間だけはある。

「アプリって、広告収入だよな?
ってことは、一度作っちゃえばずっと収入源になるのでは?
将来これで生きていけるじゃん!」

今考えると怒られそうな甘々な発想ですが、
この時は電流が走ったかのように、テンションが爆上がりしたのを覚えています。
将来の不安も霧が晴れたように軽くなりました。

こうして、モバイルアプリ開発を始めることに決めました。
5月20日のことでした。

そして、ニートへ

アプリ開発の勉強を進めている中、休職可能な期限が迫ってきました。
期限までに復職は難しい、という診断の結果でしたが、あまり絶望はしていませんでした。

「実家に戻れば一年くらいは生きていけるくらい蓄えあるし、
一年、ゆっくりとアプリ制作を頑張ろう」

そんな考えで6月末、会社を辞め、実家に戻ってニート生活を始めることとなりました。
快く迎え入れてくれた実家の家族には感謝してもしきれません。

そして、現在。
引き続きニート生活を続けています。
気分転換にボルダリングに行くようになり、ちょっと活動的になった気がします。

約半年のニート生活の結果、アプリを5つ開発しました。
どんな勉強をして、どんなアプリを開発したのかについては次のセクションにて紹介します。

モバイルアプリを5つ開発しました

モバイルアプリ開発をすると決めてから7ヶ月が経ちました。
結果、今年はモバイルアプリを5つ開発しました。

何を勉強して、何を作ったか、振り返りたいと思います。

JavaでのAndroidアプリの開発

技術選定と基礎がため

アプリ開発をするにあたって、どのプラットフォームで開発するか、というのが問題でした。
Mac OSの機器を持っていなかったため、iOSの開発はできません。

結果、Androidアプリの開発をすることに決めました。

Android アプリの開発するにあたって決めなきゃいけないことは言語です。
選択肢はJavaかKotlin。

色々なところで使われているし、一度勉強すれば他のところで応用効くかもしれない、
という考えでJavaを選択しました。

まずやったのはProgateのJavaのコースです。

Progate(プロゲート) | Learn to code, learn to be creative.
Progateはオンラインでプログラミングを学べるサービスです。プログラミングを学んでWEBアプリケーションを作ろう。

オブジェクト指向の考え方などがわかりやすく、とても良かったです。

(前提知識として変数やメソッド、繰り返し処理、条件分岐等々は、
大学の授業でやったC++で覚えていました。)

次にやったのが以下の本です。

「基礎&応用力をしっかり育成!Androidアプリ開発の教科書 第2版 Java対応 なんちゃって開発者にならないための実践ハンズオン」

一人で勉強していると、Android Studioの使い方等々で詰まるところが多々あったのですが、
この本を一通りやることで使い方が身につきました。

基礎固めとしてやったのはこれくらいで、
あとはアプリを作りながら身につけていきました。

Apex Legendsの戦績記録アプリ、「えぺログ」

アプリ開発を志すきっかけとなった、
Apex Legendsの戦績記録アプリ、「えぺログ」の作成を開始しました。
メモ機能やグラフ表示機能を持ったアプリとなっています。
グラフ表示はMPAndroidChart, 内部データベースはroomを使って作成しました。

MVVMとか全く訳のわからないまま、とりあえず作った、という状態です。

約2ヶ月の開発期間でリリースすることができました。

「えぺログ」の英語版作成

海外向けを作ろうと思い、英語版のアプリを別アプリで作成しました。
この時はアプリを数出した方がいいと思いこんでいました。
言語変えるだけでアプリ増やせるなんてアドバンテージじゃん!って考えていたんですよね。
よくよく考えると管理が面倒になるし、
ダウンロード数も分散されるのでストアの掲載順位も上がらないし、でデメリットの方が大きかったです。

このあとFlutterでリプレースするのですが、その際にこのアプリは非公開に変更しています。

開発期間は1週間〜2週間でした。

Flutterでの開発

技術選定と基礎固め

アプリ制作で生きていくんだ!と意を決し、iMacの購入に踏み切りました。
8GBのノートPCと比べて16GBにメモリが増えたため、
エミュレータの動作がめちゃくちゃ軽くなり、喜んだのを覚えています。

これでiOSのアプリの開発が可能となりました。
次に悩んだのは、アプリ作成をネイティブ(Swift)でやるか、
クロスプラットフォーム(Flutter)でやるかでした。

結論、Flutterでの開発をすることに決めました。
iOSとAndroid、同時に作れる、ということがとにかく魅力的でしたね。

他のクロスプラットフォームの手法の採用はあまり考えませんでした。
モバイルアプリ開発でTwitterを漁っているとFlutterの情報が多く、
流行に乗っかりたかった、というのが理由です。
(Flutter大学の「Flutterアプリ開発の全体像を把握しよう!」の動画がとても参考になりました。)

基礎固めは、Flutterの公式ドキュメントで行いました。

Choose your development platform to get started
Install Flutter and get started. Downloads available for Windows, macOS, Linux, and ChromeOS operating systems.

この中のSampleだったり、Codelabだったりを約10日、ひたすら行いました。

公式ドキュメントが充実しているのは本当に助かりますね。
Flutterの言語であるDartが、Javaに近いのも、理解の助けとなりました。

Javaで行った際と同様、基礎固めはこれくらいで、
あとはアプリを作りながら勉強していきました。

また、11月からはFlutter大学に参加しました。
定期的に技術的な発表会が行われているので、情報のキャッチアップにとても良いです。
個人開発の仲間が増えたのも嬉しいところでした。

「えぺログ」のFlutterでのリプレース

「『えぺログ』をiOSでも出したい!」

そう思い、Flutterでの最初のアプリ開発は、
「えぺログ」のiOS版作成、Android版のリプレースとなりました。

せっかく作ったAndroidアプリをリリースから1ヶ月でリプレースかけるのは勿体無い気もしますが、
UIのアップデートも兼ねていたので、結果的には良かったと思っています。

開発期間は約3週間でした。
このスピードで開発できるのは本当にFlutterすごいと思います。

12月31日確認時点までの総ダウンロード数は76(iOS:50,Android:26)でした。

iOS:https://apps.apple.com/jp/app/%E3%81%88%E3%81%BA%E3%83%AD%E3%82%B0/id1584603754?itsct=apps_box_link&itscg=30200…
Android:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.zerokaraapp.fpsbattlerecordtool…

力技で鍵を開けろ!【Brute Force】

Flutterでアプリを開発する際、重要なものとして『Widget』があります。
『Widget』はUIを作る構成部品です。
この『Widget』をどれだけの種類知っているかで表現の幅がかなり変わってきます。
Flutter公式は『Widget』を紹介する2~3分の動画を100本以上出しています。

全部見たのですが、その中で、ListWheelScrollViewというWidgetが紹介されていました。

「このWidgetを埋め込んだらダイヤル錠を再現できるのでは!?」

と思いついたのが、「Brute Force」というアプリの作成のきっかけです。

ダイヤル錠を再現しており、総当たりで鍵番号を調べることで鍵を開けられる、というアプリです。
効果音にもこだわったりして、中々良いアプリに仕上がったと思っています。

開発期間は約3週間でした。

12月31日確認時点までの総ダウンロード数は435(iOS:125,Android:310)でした。
開発したアプリの中では一番ダウンロードされています。

iOS : https://apps.apple.com/jp/app/brute-force-puzzle/id1586258328
Android : https://play.google.com/store/apps/details?id=com.zerokaraapp.bruteforce

シンプルに、ストレス解消! 【クラッシュ クラッシュ】

スマホ画面に現れる岩を何度もタップすることで壊す、という超単純なアプリです。
何の要素もないシンプルな暇つぶしアプリが作りたくて作りました。

課金での広告オフ機能の導入にチャレンジしたのもこのアプリが最初でした。

レビューで「動作が悪くて逆にストレス溜まるわ!ギャグかこれは!」と怒られたアプリでもあります。
これからアプリを作成する方は、こんなアプリでも世の中に出せるんだ、と自信がつくかもしれません。

開発期間は11日でした。

12月31日確認時点までの総ダウンロード数は22 (iOS:12,Android:10)でした。

iOS : https://apps.apple.com/jp/app/crush-crush-get-rid-of-stress/id1590782465
Android : https://play.google.com/store/apps/details?id=com.zerokaraapp.crushcrush

2択決定ルーレットアプリ【どっち!?】

2択を選ぶときに悩まなくて済むよう、完全ランダムで決めてくれるアプリです。

個人的には、今年開発した中で一番完成度の高いアプリとなっていると思います。

内部データベースとしてdriftを使ったり、Reorderableなリストビューを使ったり、
技術的な面でこだわっています。

開発期間は約2週間でした。

12月31日確認時点までの総ダウンロード数は24 (iOS:20,Android:4)でした。

iOS : https://apps.apple.com/jp/app/docchi/id1595256217?ign-itsct=apps_box_link&ign-itscg=30200
Android : https://play.google.com/store/apps/details?id=com.zerokaraapp.docchi

充電を誤魔化そう!【Energy Fake】

QiitaのクソアプリAdvent Calendarのために作成したアプリです。

充電切れの画面を表示するだけのジョークアプリです。
充電ケーブルが刺さったら画像が変わるなど、意外と工夫を凝らしています。

残念なことにAppleに怒られてしまい、iOSのリリースは断念しました。

開発期間は約2週間でした。

12月31日確認時点までの総ダウンロード数は21でした。

Android : https://play.google.com/store/apps/details?id=com.zerokaraapp.energyfake

OSSへのプルリクエスト

アプリ開発ではないですが、FlutterFireというOSSにプルリクエストを出してマージされました。
修正内容は本当に軽微だったとはいえ、自分がやったものが認められる経験になったので、
とても感慨深かったです。
今後もこの活動は続けていきたいですね。

以上、今年開発したアプリの紹介でした。

記事をたくさん書きました

アプリ開発と同様に力を入れていたのが、記事を書くことです。
学んだ内容はアウトプットしないと身につかないと思っています。

自分が問題に当たって調べた内容や解決策をひたすら記事にしていきました。

このブログで40記事、Qiitaで12記事作成したようです。

@Umigishi-Aoiのマイページ - Qiita
欲しいアプリが世の中に無いなら、自分でゼロから作ればいい。 そう思いアプリ開発を開始。

ブログの記事はあまり読まれていませんが、
書くことで自分の理解がかなり進みました。

ブログの収益化もしたかったですが、度重なるリジェクトで半分諦め中です。
より濃い記事を追加して、収益化チャレンジしたいと思います。

まとめ

以上、2021年の振り返りでした。

いかがだったでしょうか?大変長くなってしまいました。

最後に、来年のやりたいこと、抱負を述べます。

  • 作成中のSNSアプリを完成させる
  • Flutterで仕事を得る(正社員、フリーランス問わず)
  • 個人開発のアプリを3個リリースする
  • 100記事書く
  • OSSにプルリクエストを出す
  • Apex Legendsでランクをダイヤにする

この抱負を深夜テンションで書いているので、結構チャレンジングな抱負となっています。
守れなくてもドンマイ、と言う軽い気持ちで挑戦していこうと思います。

Flutterでの開発、本当に楽しいです。ハマっています。
これを仕事にできたらやりがいあるだろうな、と思っています。
案件等の連絡ありましたらTwitterのDMにてお願いいたします。
(病気についてはもう問題ないと診断を受けております。)

今年は本当に色々と変化した一年でした。
ニートになりはしたものの、アプリ開発の道を全力疾走で駆け上がっていたと思います。
来年はもっと進化していこうと思います。

どうか来年も、よろしくお願いいたします。

良いお年を。

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